オートクチュール刺しゅう教室を開いているAtelier Kirara様から「刺しゅうやモチーフの活かせるカルトナージュbox」のご依頼を頂きました。
通常であれば、先ず何を作るか考えてから布選びをするのですが、今回はモチーフの色や形・大きさを見ながらそれが主役になるようなカタチを考えるところから始まりました。
「素敵なモチーフがより輝く」カルトナージュ作品。
お話を頂いてから1週間は個々のモチーフをじっと見ながら、イメージにより合いそうな生地を追加で購入しました。でも実際に製作を始めるとまた違うアイディアや組み合わせが浮かび…結局作業しながら変更も度々ありました。
写真のメモボックスはモチーフを見た瞬間に決めた形です。シフォンのリボンとビーズ、スパンコールなどで作られた存在感のあるバラのモチーフですが、せっかく作るのですからやはり暮らしに役立つものに決めました
♥以前から「いつか素敵なものに使おう♪」と思って大事にとっておいたブルーのドットモアレは、まさにこの作品の雰囲気にピッタリ!
パステルオレンジとピンクの組み合わせが素敵なこちらは、プレーンなモアレ生地でラブリーなイメージに
♥どちらにもフランス展で購入したミニタッセルをプラスしました。
(こちらもいつか使えるかも…と思って購入しましたが、以外と早くお嫁入り♪)全体のサイズは100均で購入出来るメモパッドに合わせました。以前よく購入した物は一回り大きいサイズでしたのが、いつのまにか小さなサイズが主流になってしまいました。そのため、メモボックスを作るときは同じものを幾つかまとめ買いしておくことに決めています。
今回はたまたま、ピンクとブルーの物がストックにありました
(笑)カルトナージュでは使う生地の厚さに依って出来上がりのサイズも変わります。それを考えながらmm単位で調整して製図するのは多少手間が要りますが、同種の素材の場合は一つ完成すれば次は楽々♪
もっと沢山の色があれば素敵~
♪と想像しつつ、楽しみながら作りました。
今回の作品は6月25日・26日に開催される北海道最大のハンドメイドフェスティバル「ものビレッジ」に出品されます。道内各地で活動する1000名を超える作家が札幌ドームに集結する初めてのイベントなので楽しみにしています
♥札幌市豊平区内の自宅にてカルトナージュ教室を開いています。楽しみながら学んで頂けるよう丁寧なレッスンを心掛けています。
レッスンの詳細はこちら(☆)をご覧ください。
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